社会医療法人財団慈泉会 相澤病院外科後期研修医 採用サイト

3年で470例*
日々、研鑽。

どんな外科医にも、必ず最初の執刀があったのだから、
相澤病院では「まず、やってみる」を大切にしています。

470例*もの執刀を手掛ける相澤病院の3年間は、
決して楽ではありません。

予定手術があれば、緊急手術もある。
指導医の下で学会、論文発表も行います。

しかし、その濃密な時間こそ、
総合力を磨いてくれる一歩なのです。

知識と技術に裏打ちされた外科医を目指すのなら、
日々、研鑽です。

どんな外科医にも、
必ず最初の執刀があったのだから、
相澤病院では「まず、やってみる」を
大切にしています。
470例*もの執刀を手掛ける
相澤病院の3年間は、
決して楽ではありません。
予定手術があれば、緊急手術もある。
指導医の下で学会、
論文発表もおこないます。
しかし、その濃密な時間こそ、
総合力を磨いてくれる一歩なのです。
知識と技術に裏打ちされた
外科医を目指すのなら、
日々、研鑽です。

プログラムの特徴

プログラムの特徴1

3年間で470例*緊急手術からがん治療までを網羅

 年間およそ6,000台の救急車を受け入れている24時間365日の相澤ERでは、救急疾患に対する管理と緊急手術手技を。地域がん診療連携拠点病院として、各診療科のがんに対する標準手術手技を。外科医としての総合力を身につける3年間です。
*2019年4月1日~2022年3月31日までの外科後期研修医(専攻医)1名の実績

外科後期研修医(専攻医)の執刀例
外科後期研修医(専攻医)の執刀例
  • 胃手術:15例(LDG:3例)
  • 大腸手術:44例(Lap:24例)
  • 膵臓手術:5例(PD:3例、DP:2例)
  • 肝臓手術:2例
  • 肺手術:23例
  • 乳腺手術:26例
  • 甲状腺手術:11例
  • 急性虫垂炎:66例(Lap:9例)
  • 胆摘:72例(Lap:52例 胆嚢炎:29例)
  • ヘルニア:110例
  • その他:96例
×
プログラムの特徴2

さまざまな指導者からの学び伸びるときに伸ばす

 各科のローテートや論文執筆といった専門分野だけでなく、活発な多職種連携など、3年間にはさまざまな学びがあります。また、民間病院ならではの和気あいあいとした関係性が、外科医としての素養をさらに伸ばします。

研修プログラム

 年次ごと基本的な診療能力や態度、知識と技術の習得目標を設定し、達成度を評価して外科医としての総合力向上を図るプログラムです。1・2年次はローテートで各科の症例を多く経験。3年次には総合力を活かし、自らが選択した診療科でさらに研鑽していきます。

1年次 相澤病院でローテート研修を行います。
上部消化管外科/下部消化管外科/肝胆膵外科/呼吸器、乳腺・甲状腺外科をそれぞれ3ヶ月間の研修を行います。
経験症例数 200例以上(術者100例以上)
2年次 相澤病院でのローテート研修に加え、専門的な2つの連携医療機関にて研修があります。
  • 長野県立こども病院(小児外科研修):3ヶ月
  • 松本市立病院(地域医療研修):3ヶ月
  • 心臓血管外科研修:3ヶ月
  • 麻酔科研修:2ヶ月
  • 乳腺外科・化学療法科研修:1ヶ月
経験症例数 100例以上(術者経験50例以上)
3年次 相澤病院で選択研修を行います。
(上部消化管外科、下部消化管外科、肝胆膵外科、呼吸器外科、乳腺・甲状腺外科、心臓血管外科から選択)
経験症例数 200例以上(術者経験100例以上)

研修連携施設

長野県立こども病院
長野県立こども病院

小児外科領域における専門的かつ高度な手術が経験できます。

松本市立病院
松本市立病院

一般外科と診療所における地域医療を経験できます。

外科専門研修プログラム冊子

後期研修後の進路

 相澤病院の後期外科研修医で、3年間外科医の総合力を磨いてきたのち、今までの培ってきた知識や技術を生かし、様々なフィールドで活躍しています。

  • 後期研修後の進路(一例)
    • 相澤病院で外科サブスペシャリティコースを専攻

      外科領域全般から消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・小児外科・小児外科のサブスペシャリティー領域、または乳腺・内分泌領域の専門研修を行い、それぞれの領域の専門医取得を目指します。

    • 地元の大学病院へ入局

    • 国立がん研究センターへ入局

    • 心臓血管外科医で血管内治療専門医へ

    • 国境なき医師団へ入団

    • 移植外科のある大学病院へ入局

    • こども病院で小児外科を目指す

    • 病理診断科のある病院へ入局

メッセージ

百助手は、一術者に如かず。

外科センター長 小田切 範晃

メッセージを読む

 「手術は見て学ぶもの。前立ちとして立って、型を覚える。」まだ外科医を目指していた頃、私は指導医からそう教わってきました。しかし、いざ術者になってみると、助手から見えていた景色と術者が見ているものは全く違ったのです。そのような経験もあり、相澤病院の外科では「まず、やってみる」ことを大切にしています。百聞は一見に如かず、百助手は一術者に如かずなのですから。
 もちろん、それがすべてではありません。術者が違えば、患者も違う。一見似たような手術も実は一度きりであり、その背景までをさかのぼれば、さまざまな答えがあるでしょう。そこで、指導医が一期一会の場をしっかりサポートしていきます。
 外科医も一生活者です。手術や診療が落ち着いている日の夕方は、子どもを保育園へ迎えに行きますし、若い先生方の中には育休を取るひともいます。
 ワークライフバランスを大切にしつつ、3年間の研鑽を積む。百聞は一見に如かずです。

発展途上国・地域医療に貢献できる外科医を目指して。

2024年4月入局

相澤病院 濱野 淳朗

メッセージを読む

 私は、発展途上国や国内の医療が十分に届かない地域で活動する医師を志しています。これまでさまざまな診療科で熱心な指導医に出会い、患者さんやコメディカルの皆さんに支えられて経験を積んでまいりましたが、2024年4月より、相澤病院で外科専攻医として新しい学びを始めました。
 私が外科を志したきっかけは、発展途上国の医療ボランティアで参加した、手術ミッションでの悔しい経験です。研修生になったばかりの頃、夏季休暇を利用し参加しました。現場を経験したいと参加したにも関わらず、いざ助手として術野に立ってみるとまったく手が動かず、術者には、手術室が静まり返るほどに怒鳴られてしまいました。学生のボランティアとは違い、医師となれば現場で必要なのは、経験と実力なのだと痛感しました。この頃から外科医を目指すようになりました。診療所の患者さんは内科疾患の方も多かったため、さまざまな疾患を経験したうえで、外科に進むと決めました。
 外科は常に高度な技術が求められるため、早くから手技を磨く必要があります。私は外科医としてのスタートが他の人より遅れているため、学ぶ環境にこだわりました。経験できる疾患や症例数、指導のバランスが取れた病院を調べ、相澤病院を選びました。外科センターには、消化器外科、肝胆膵外科、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科、小児外科チームが含まれています。所属チームの疾患が多くはなりますが、他チームの手術に参加することもできます。また、当直では、チームに関わらず診療するため、common diseaseは常に診ることになります。働き方改革が導入されてOff the job trainingの時間も確保でき、バランスよく学べると思います。何より外科センターには熱心な指導医が多く、積極的に執刀機会を与えられます。成長するチャンスが常にあることに感謝しています。
 専攻医プログラムを修了する頃には、何らかの形で途上国や地域医療に貢献できる外科医になれるよう、日々研鑽を続けています。

縁もゆかりもない松本で、日々研鑽。

2024年4月入局

相澤病院 久田 佳奈

メッセージを読む

 相澤病院の外科後期研修に興味をきっかけは、初期研修先でのとある先生との出会いでした。多くの症例を経験されてきて、手技の正確性に目を見張るものがあり、相澤病院の出身と聞き、すぐに見学を申し込みました。見学時の先生方の温かい雰囲気と症例数に惹かれ、入職を決意しました。
 縁もゆかりもない松本での後期研修は、正直なところ不安な面もありましたが、単に技術・知識面だけでなく、精神面でも手厚くサポートしていただきながら、日々研鑽を積んでいます。当センターでは、スタッフ一丸となって若手外科医を育てようとしてくださります。先生方は、私たちを褒めて伸ばし、できないことは資料や模型などを使いながらすぐにフォローアップし、理解できるまでとことんつきあってくださいます。手厚い指導のお陰で、学ぶ意欲を駆りたてられる日々を過ごしています。
 松本にいざ住み始めると、たくさんの美味しい飲食店と、美しい自然や歴史ある町並みが身近にあり、とても魅力的な所だと感じました。これまで松本に訪れたことが無い方も、ぜひ一度見学にいらしてみてください。一緒に研修できることを楽しみにしています!

忙しい日々こそ、かけがえのない経験。

2023年4月入局

相澤病院 菱川 峻

メッセージを読む

 相澤病院での外科後期研修が始まってから、早くも2か月半が経ちました。もともと私は、小児科や内科を志望していましたが、初期研修の2年間の間に、自分の両手を使って患者さんの治療に関わることに魅力を感じ、いつの間にか、外科に惹かれるようになりました。外科といえば、きつい、大変そう、上級医が怖そう、などのイメージをお持ちの方も多いと思います。私もその一人でしたので、一生の選択の決断にはかなり時間を要しました。しかし、相澤病院に初めて見学に来たとき、先生方が温かく歓迎してくださり、若手を全力でバックアップする体制が充実していたのをたった1日で実感し、ここでなら自分も続けられる、と思いました。4月からの2か月半は、目の前のことをこなすのに精一杯で、1日が30時間ぐらいあればと思うときもありますが、毎日何かしらの成長を実感でき、上級医の先生方は「これができるようになったね!」と、いつも気にかけてくださり、充実した日々を送れていると感じています。
 相澤病院の外科の特長の一つに、豊富な緊急手術の件数があります。執刀はもちろん、我々にも回ってきます。多くの経験を積むことができることに加え、お腹が痛い!とベッドでのたうち回っていた患者さんが、手術翌日には容体が落ち着き、「昨日はありがとうございました。」と言葉をかけていただくのが、緊急手術の魅力であり、この職業の醍醐味でもあると思います。
 予定手術に加え、緊急手術も多い相澤病院での研修は、とても忙しいです。しかしながら、上級医の先生方の厚いバックアップ、若手にとってバランスの取れた教育システムゆえに、興味さえあれば誰にでもこなすことができ、またかけがえのない経験となると思っています。外科に進むかどうかで悩んでいる研修医の先生方、ぜひ一度、見学に来ていただき、相澤病院の魅力を肌で感じてください。

私が相澤病院に残った理由。

2021年4月入局

相澤病院 宮本 佳奈

メッセージを読む

 私は初期研修医として、相澤病院に2020年に入職し、2023年4月から、引き続き外科での後期研修を行うことになりました。
 そもそも私は小児科に興味があり、手先の器用でない自分には外科など無縁な分野だと思っていました。しかし、いざ外科ローテが始まり、まず感じたことは、画像診断の先にある肉眼の世界の面白さです。胆嚢炎を起こし緊急で行われた胆嚢摘出術で、暗緑色に壊死し、膨れ上がった胆嚢を初めて見た時の衝撃は、今でもよく覚えています。画像所見と肉眼所見を比較することができるのは、外科ならではです。また、外科治療には、ダイナミックさと繊細さの二面性があると感じています。救急外来では、所見から緊急性があれば、躊躇せず手術に向かいます。一方で、術前は画像検査などを参考に綿密に手術計画を立て、術中にはきめ細やかな手技が求められます。そんな外科の魅力に惹かれ、自然と興味が沸くようになりました。
 私が当院の外科を選んだ理由は主に2つあります。1つ目は、豊富で多彩な症例数です。がん拠点病院として多くの予定手術をこなしつつ、一方で地域の中核を担う救急病院として緊急手術も盛んに行っています。当院の外科では、多彩な症例を実際に執刀することで得られる学びや反省を活かして手術を重ねることで、効率的により早く成長することができます。2つ目は手厚い指導体制です。各分野において経験豊富な指導医(技術認定医・高度技能医)が多く在籍しております。不器用で要領の悪い私ですが、先生方は皆大変熱心に根気強く指導してくださります。学閥がないこともあり、アットホームな雰囲気で居心地はとても良いです。
 まだまだ伝え足りませんが、この辺にしておきます。外科に興味がある方も、そうでない方でも、ぜひ一度、当科の見学に来てください。その時にまたお話させてください。きっと外科に対する印象が変わると思います!

全力で磨き、全身で気分転換。

2020年8月~2021年6月在籍

埼玉医科大学国際医療センター 杉山 佳奈子

メッセージを読む

 医師になって4年目、私は相澤病院の外科にやってきました。きっかけは、埼玉国際医療センターに所属していた頃に聞いた、相澤病院の評判でした。民間の市中病院ということもあり、医師やスタッフの年齢が近く、研修期間中はみんなで和気あいあいと働いていたことを思い出します。
 研修とはいえ、内容は診療です。担当医として診察することもあれば、助手として指導医の手術に立ち会うこともありました。乳腺外科に所属していた私ですが、研修期間は消化器や肺、甲状腺、ヘルニアなど一般外科で執刀する機会も多くあり、貴重な経験となりました。
 そんな手術、手術の研修期間で特に思い出深いのが、初めて腹腔鏡下胆のう摘出術をやりきった日のこと。その手術に向けて、トレーニング施設のドライラボで練習を重ねてきましたし、その結果として、患者さんの治療に役立てた感動は、今でも私の宝物です。相澤病院の在籍は1年間と短かったのですが、初めての論文執筆も経験できました。
 最後に、相澤病院のある松本にも触れておきます。松本駅までは徒歩15分。飲食店もあれば、ショッピングモールも充実している。信州ですから、休日はキャンプにもすぐ行かれる。アウトドア好きにはたまらない、ぎゅっと魅力が詰まった環境です。
 全力で磨き、全身で気分転換できる。私にとっては、評判以上の研修だったかもしれません。

執刀に没頭した3年間。

2017年4月~2022年3月在籍

千葉大学医学部附属病院 守安 諒

メッセージを読む

 信州大学の医学部を卒業した私は、そのまま初期研修に入りました。その間に専門医制度が変わり、大学病院志向の強まりを肌で感じていました。しかし、私が選んだのは、同じ市内で24時間の急性期医療を掲げる相澤病院。大学病院志向な周囲の仲間と逆行する民間病院の選択に不安がなかったかと言えば嘘になりますが、見学で出会った先輩方や指導医の雰囲気、そして何より執刀数の虜になっていました。
 専攻医として入った最初の年から様々な執刀を経験し、在籍した3年間を振り返ってみると、自分でも驚くほどの執刀数を経験していました。緊急手術も多く、忙しい勤務時間でしたが、それでもやり抜くことができたのは、オンオフがはっきりしている相澤病院らしい当番制のおかげだと思います。
 いまは千葉大学の医局で、これまでの経験を活かした診療に携わっています。相澤病院で手術しまくった日々の手ごたえと、心地よい疲労が忘れられません。

相澤病院での外科研修を終えて。

2021年7月~2022年5月在籍

埼玉医科大学国際医療センター 後期外科研修医 大嶋 侑平

メッセージを読む

 私は、2021年7月から2022年6月まで相澤病院で研修をしました。まず、相澤病院では「臨床の疑問」「手術手技」「学術的な活動(学会発表や論文執筆)」について困ったがあれば、その場で上司に気軽に相談できることに、大変感動いたしました。また、研修初週より緊急手術や定期の手術の執刀をさせていただきました。大学病院では執刀する機会も少なかったため、大変嬉しかったです。執刀中も細かいところまで丁寧に指導いただき、フィードバックと実践を繰り返したことで、技術に自信がつきました。
 駅や市街地から近く、多くの飲食店がそばにある相澤病院の研修生活では、いろいろな特産品を食べることができ、大変充実した日々を送りました。結果、5キロの体重増加も成し遂げました。それから、当直明けの辛い朝は、北アルプスの山々や松本城といった素晴らしい景色を見て気持ちを切り替え、日中の仕事に向かったことを思い出します。
 相澤病院の研修で得られた経験が、今後の医師生活で一生宝になると確信しています。本当に大好きな病院でしたので、またいつか戻る機会に恵まれればと思います。

募集要項

2025年度 外科後期研修医(専攻医)募集要項

定 員 2名
期 間 3年
推定年収 8,745,000円~(日直・宿直手当+賞与含む)
※時間外手当は含まれていません。
※賞与は2.5ヶ月(夏季+冬季)で計算しています。
募集締切 2024年9月末まで
詳しくはこちら

病院見学のお申し込み

TOP