12月20日(水)、相澤シミュレーションセンターにて、看護師特定行為研修の実技試験(OSCE※)を行いました。※客観的臨床能力試験で、臨床実習を行う能力を身につけているかを確認する実技試験のこと。

今年度は術中麻酔管理領域受講中の看護師1名が、直接動脈穿刺法による採血と、橈骨動脈ライン確保の実技試験に臨み、また、特定行為区分追加受講中の1名が、末梢留置型中心静脈注射用カテーテル(PICC)の挿入の実技試験に臨み、シミュレーターを用いて実践を想定しての実技を行い、医師による評価を受けました。
2名とも緊張も見られましたが、落ち着いて必要な観察・判断を行い、手技を実施し、無事合格となりました。

今後、研修生は臨床実習に臨み、手技の習得を目指します。

直接動脈穿刺による採血の手技を実施する研修生

口頭試問に答える研修生

PICCの挿入の手技を実施する研修生

講師からフィードバックを受ける研修生

相澤病院は「特定行為研修指定研修機関」として、2019年より看護師の特定行為研修を開始しました。特定行為21区分のうち、14区分の研修を実施しています。
研修修了をめざす看護師には、当院独自の修学サポートシステムで研修のサポートにあたっています。

看護職のキャリアサポート