臓器提供について

相澤病院は「臓器提供施設」であり、患者さんの意思を尊重し、安全で良質な医療を提供することに努めています。

臓器提供とは

臓器提供は、脳死後あるいは心臓が停止した死後にできます。2010年7月17日に改正臓器移植法が全面施行され、生前に書面で臓器を提供する意思を表示している場合に加え、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました。これにより、15歳未満の方からの脳死後の臓器提供も可能になりました。

臓器提供施設の要件

脳死で臓器が提供できる施設は、「『臓器の移植に関する法律』の運用に関する指針(ガイドライン)」により、高度の医療を行う医療施設とされています。
相澤病院は次の2施設の類型について認定を取得します。

  • 日本救急医学会の指導医指定施設
  • 救命救急センターとして認定された施設

意思表示の方法

マイナンバーカード・運転免許証・インターネットによる意思登録・臓器提供意思表示カードで意思表示ができます。
※健康保険証の新規発行は2024年12月2日に終了しました。現行の保険証は有効期限(最長で2025年12月1日)までご使用いただけます。
※意思表示があっても、年齢や疾患等により、臓器提供いただけない場合があることをご了承ください。

臓器提供に関する院内体制について

臓器提供施設として、臓器提供を申し出された意思を大切にし、適切に臓器移植が実施できるよう、臓器提供に関する体制を整備しており、脳死後および心臓が停止した死後の臓器提供が可能です。
また、当院の臓器提供マニュアルに沿って、臓器提供時の連絡体制、各部署における役割、外部機関との連携等の確認などについて、院内全体で体制強化に努めています。

法令遵守と守秘義務について

法令を遵守し、臓器提供の任意性と移植機会の公平性を確保します。
また、患者さんやご家族から臓器提供の意思表示があった場合は、「個人情報保護方針」に沿って、守秘義務を遵守します。

プライバシーポリシー

お問い合わせ

臓器提供を円滑に行うために、院内に臓器提供に関わる専門職員(臓器移植院内コーディネーター)を配置しています。臓器提供に関して、ご不明な点や関心のある方、相談したいことなどございましたら、正面玄関の患者相談窓口または、主治医にお知らせください。専門職員とともに、対応いたします。