相澤病院では、患者さんご自身がスマートフォンなどから健康状態や生活の質に関する質問に回答し、回答結果に基づいたデータを医療者側がモニタリングする仕組み「ePRO(電子的患者報告アウトカム)」の運用を7月28日に開始しました。従来、患者さんの健康状態や生活の質は、受診時に医療者を介して評価されていましたが、ePROを用いて患者さんご自身が評価と記録をすることで、より詳細で継続的な患者さん視点でのデータの測定と分析、そして症状や生活の質の変化に対応した治療への応用が可能となります。本プロジェクトでは、主に鼻疾患の手術治療を実施する患者さんを対象に、患者報告アウトカムの測定を行います。

患者報告アウトカム測定(PROMs)

医療専門家によって作成されたシンプルで短い質問票を用いて、ケアの質と有効性を患者さんの視点で測定するものです。

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患者報告アウトカム