相澤病院泌尿器科では、2022年10月から手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」を用いたロボット支援下手術を行っています。

この度、2024年6月に当院で実施したロボット支援下前立腺摘除術が100例目を迎えました。

当院では2024年7月現在、胃がん、直腸がん、肺がん、腎がん、膀胱がんに対するロボット支援下手術を行っています。

今後もがんの根治と患者さんにやさしい治療を目指し、安全性に配慮した低侵襲ロボット手術の発展にむけて精進していきます。

(※撮影のため、一時的にマスクを外しています。)

ダヴィンチとは?

米国製の手術支援ロボット。胸部や腹部の小さな切開部から直接鉗子を操作するのではなく、術者は視野の広い3次元立体画像を見ながら、ロボットアームで鉗子を操作します。正確な手の動きの再現やロボット特有の360度回転、手ブレ防止などにより、従来の鏡視下手術に比べて、スムーズで繊細な操作が可能で、これまで以上に低侵襲で確実な治療の実現を目指すことができます。

手術方法による違い(例:前立腺がん)

開腹手術 鏡視下手術 ロボット支援下手術
創口 15cmくらいと大きい 1㎝程度が5、6箇所 1㎝程度が5、6箇所
出血量*1 745ml 377ml 188ml

*1出典:Tewari A et al.Eur Urol 2012;62:1-15

適応疾患であっても、全ての患者さんの治療に適用されるわけではありません。ダヴィンチXiによる治療の適用に関しては、担当医にご相談ください。

手術方法による違い(例:前立腺がん)

開腹手術 鏡視下手術 ロボット支援下手術
創口 15cmくらいと大きい 1㎝程度が5、6箇所 1㎝程度が5、6箇所
出血量*1 745ml 377ml 188ml

*1出典:Tewari A et al.Eur Urol 2012;62:1-15

全ての患者さんの治療に適用されるわけではありません。ダヴィンチXiによる治療の適用に関しては、担当医にご相談ください。

泌尿器科