2022年11月8日、新人看護職を対象に、『フィジカルアセスメントシリーズ【第3回脳・神経領域】』を実施しました。講師は、5B病棟(脳神経外科・脳血管内治療科・脳神経内科)主任で脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の櫻田浩看護師です。
研修の目的は、「すべての部署で必要な意識レベルの基本的知識をもとに、意識レベルと運動レベルの評価ができること」でした。脳の解剖生理や意識・意識障害とは何かから始まり、3大疾患である脳卒中についても学びました。演習では、意識障害のある患者に対し、治療に結びつけられるよう評価ツールを用いて評価、報告するまでを実践形式で学びました。
参加者は一生懸命メモをとり、ディスカッションも活発でした。受講者アンケートには、「脳は難しくて苦手意識があったが、とてもわかりやすい説明で少しずつ分かってきた。」「低血糖などでも意識障害を生じるので、評価ツールで評価できるようにしていきたい。」「入職から半年経ち、改めて自分の行っていることが正しいかを振り返ることができたので良かった。」 等のコメントがありました。
新人看護職対象のフィジカルアセスメントシリーズは、今回が3回目です。第1回は【循環器】、第2回は【呼吸器】でした。いずれも当院の特定行為研修修了看護師が講師を務め好評でした。