相澤病院は、遺伝性がんなどの遺伝医療の地域差をなくす取り組みの一つとして、伊那中央病院と「遠隔遺伝カウンセリング」の臨床研究を、2025年1月24日より開始しました。
現在、長野県内で臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリングを提供できる施設は限られており、均てん化が課題となっています。
そこで、本研究では、伊那中央病院で遺伝カウンセリングを希望する18歳以上の患者さんやご家族を対象に、主治医立ち合いのもと、WEB会議システムを用いて相澤病院と伊那中央病院をつなぎ、臨床遺伝専門医および認定遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリングを提供します。
本研究で検証を重ね、将来的には県内外を問わず、さまざまな医療機関で遺伝カウンセリングが受けられる環境の構築を目指していきます。