整形外科リハ科の取り組み
整形外科リハ科では、整形外科疾患で入院された患者さんに対し、入院直後から積極的なリハビリテーションを実施しています。併せて、外来リハビリテーションも充実させ、よりよい医療を患者さんに提供できるよう取り組んでいます。
入院翌日から365日のリハビリテーション
入院患者さんに対しては、早期回復をめざすべく入院早期から365日休むことなくリハビリテーションを提供しています。
また、医師や看護師など、他職種と常に連携をとり、安全で効果的にリハビリを実施し、早期自宅退院ができるよう支援しています。


多様な対象疾患と治療成績
年間およそ1,250名の患者さんへリハビリテーションを実施しています。
主な疾患は、高齢者の骨折に加え、人工関節術後や関節鏡術後などです。
救命救急センターからは、外傷による多様な整形外科疾患患者さんの入院があり、その後のリハビリテーションも実施しています。


外来リハビリテーション
外来リハビリテーションは主に骨折・手術後の患者さんや、保存療法(肩関節周囲炎、変形性股・膝関節症)のリハビリテーションを提供しています。また、手外科専門医指導のもと、ハンドセラピィも実施しています。



各種認定取得者が行う専門的リハビリテーション
整形外科リハ科では下記のような認定を受けたスタッフが在籍し、専門性の高いリハビリテーションを提供しています。また、部署として認定取得に向けたサポートもおこなっています。
認定資格等
・認定理学療法士
・認定作業療法士
・3学会認定呼吸療法認定士
・地域ケア会議推進リーダー
・介護予防推進リーダー
・住環境福祉コーディネーター2級

論文・執筆活動など
氏名 | 題名 | 掲載 | |
---|---|---|---|
1 | 櫻井利康、他 | 大腿骨近位部骨折における高齢者の自宅体位に必要な認知機能 | 相澤医学雑誌17 33-36 2019(原著論文) |
2 | 櫻井利康、他 | 急性期病院における転倒・転落危険因子の検討 ロジスティック回帰分析を用いた後方視的研究. | 相澤医学雑誌16 9-13 2018(原著論文) |
3 | 櫻井利康、他 | 橈骨遠位端骨折術後の浮腫測定法 リングゲージ法と掌囲法の反応性. | 長野県作業療法士会学術誌35 5-7 2017 (原著論文) |
4 | 櫻井利康、他 | 術前の抑うつ傾向は橈骨遠位端骨折の術後成績に影響する 単施設前向きコホート研究. | 日本ハンドセラピィ学会誌9(3) 136-139 2017.(原著論文) |
5 | 櫻井利康、他 | 橈骨遠位端骨折の術後成績にロコモディブシンドロームが関連する. | 長野県作業療法士会学術誌34 98-104 2016 (原著論文) |
6 | 櫻井利康、他 | 手の浮腫測定法のリングゲージ法と掌囲法の信頼性と妥当性の検討. | 作業療法35(5) 507-514 2016 (原著論文) |
7 | 小林勇矢 | 大腿骨近位部骨折の作業療法の実践 | 新潟県作業療法士会学術誌13 3-9 2019(特集) |
8 | 小林勇矢(共著) | 大腿骨頚部/転子部骨折の作業療法 第2版 | 作業療法マニュアル61 2017 |
9 | 小林勇矢,他 | 【急性期医療における作業療法】運動器疾患患者における急性期の作業療法. | 作業療法ジャーナル50(12) 1267-1273 2016 (解説/特集) |
10 | 奥原健史,他 | 大腿骨近位部骨折患者における退院時の排泄動作自立に影響する因子について. | 長野県作業療法士会学術誌33 64-69 2015 (原著論文) |
11 | 鳥山貴大(共著) | 脊髄損傷リハビリテーションマニュアル第3版. | 医学書院 2019 |
12 | 高橋祐司,他 | 橈骨遠位端骨折における術後早期の疼痛は治療成績と関連する. | 日本ハンドセラピィ学会誌11(2) 50-53 2019.(原著論文) |
13 | 三村祐太,他 | 急性期における脊椎椎体骨折後の排泄動作自立に影響する因子の検討. | 長野県作業療法士会学術誌34 105-109 2016 (原著論文) |
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