育児・家事の両立の大変さの理解、妻への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

(男性 理学療法士)

私は当初、育休は取得しない考えでいました。経済面や仕事面で不安があったからです。また、育休制度として出生後1年の中であればいつでも取得できるため、状況に応じて取得を検討すればいいと思っていました。しかし、いざ出産を終えた直後から、妻の子供2人を育児する姿や一人目の子の見事な赤ちゃん返りなど、一人目の子の時とは明らかに違う大変さを目の当たりにする中で、早期の育休取得を考えるようになりました。
そんな中、職場の先輩パパから「出産直後の一番大変時期を一緒に居てサポートしてあげるのが一番助かると思うよ!」などと育休取得に前向きな声をかけていただき、育休取得に踏み出せました。

育児休暇中は、主には一人目の子の育児を中心に、妻のサポートを日々こなし、あっという間に過ぎました。この期間で、普段のちょっとしたサポートでは感じられない育児、家事の両立の大変さを身をもって感じ、妻へは感謝の気持ちでいっぱいになりました。育休を終えてみて、妻も育休取得を喜んでくれ、感謝してくれたことが何よりも嬉しかったですし、また、家族とこんなにも長い時間一緒にいられたことは今までなかったので、多忙な毎日でしたがとても幸せでした。

当初不安に思っていた仕事面は部署の十分なサポートをいただき、経済面は予想以上の減収にならず、復帰後速やかに受け取りとなったことで解消されました。
今回、急な申し出にも関わらず、親身に相談に乗っていただいた部長、科長、快く了承し送り出してもらい、復帰時には温かく迎え入れてくれた同部署のスタッフの方々には深く感謝しています。