10月21日(月)に看護師特定行為研修修了式・入講式を執り行いました。
修了式では、3名が理事長の相澤より修了証書が授与され、「看護師が特定行為を行うことは、医師の働き方改革だけでなく、患者にとっても非常にメリットが大きい。今後できるだけ多くの看護師が特定行為研修を修了し、看護師が特定行為を行うことが普通になっていく状況を作りだす必要がある。そのために、修了した行為をどう現場に活かせるか、質の高い医療の提供ができるかを工夫して考え、修了生全員で活動を進められるよう、頑張ってもらいたい。」と激励の言葉がありました。
また修了生代表者が「修了後、病棟でも動脈血の採血、ドレーンの抜去を行う事ができている。11月からは特定行為看護師によるPICC挿入が行えるよう調整がつき、活動の幅が広がってきた。しかし、取得した全区分の特定行為が行えていないことが課題。今後、活動の幅を広げられるよう考え、苦手を得意に変えられるよう努力し、患者により良い医療を提供できるようにしていきたい。」と今後の抱負を述べました。
入講式では2024年度の入講生4名の紹介がありました。今年度は初めて地域在宅医療支援センターから研修生が入講しました。病院長の田内からは「新たなスキルアップを目指したチャレンジに敬意を表したい。研修を通じスキルを習得し、現場で役立ててもらいたい。」と激励の言葉がありました。また入講生の代表者が、「近年、病院はもとより、在宅医療でも専門性がある看護師が求められるようになってきた。この研修を通じ、高度なケアを提供することができるよう、切磋琢磨していきたい。」という決意を述べました。
今後も、特定行為研修を切り口にして、治す医療、支える医療・予防医療などのあらゆる場面で適切に看護を提供し、安心してその人らしく暮らし続けることができる地域創りに貢献してまいります。
修了式・入講式の様子
修了証書の授与
入講生代表者の挨拶