10月20日(月)に看護師特定行為研修修了式・入講式を執り行いました。

修了式では、3名が病院長の相澤から修了証書を授与され、「修了はゴールではなく、スタートになる。修了した特定行為を、医療現場でどう活かすか考えながら働いてもらいたい。まだ整備が十分ではなく、手探りの区分も多いと思うが、特定行為を活かしていける道を自分でも探り、今後の医療人生をより豊かなものにしてもらいたい。」と激励の言葉がありました。

また修了生代表者が「困難を感じる実習もあったが、研修生同士で協力しあい、難関を乗り越えることができた。今回の修了は終わりではなく、スタートラインに立ったところ。今後、看護部を牽引できるような存在になれるよう努力していきたい。」と今後の抱負を述べました。

入講式では2025年度の入講生4名の紹介がありました。今年度は初めて地域在宅医療支援センターから研修生が入講しました。病院長の相澤からは「今、医療業界は人手不足で非常に大変な時期を迎えている。そのような中で特定行為研修を受講することで、看護師としての活躍の場が広がっていくと思う。自分が活躍出来る場を想定しながら研修を受け、今後の活躍に繋げて欲しい。」と激励の言葉がありました。また入講生の代表者が、「集中治療の現場では、患者に最も長く寄り添う看護師が特定行為を実践する事で、より迅速にアセスメントや処置が可能となり、医師との連携も円滑に進める事が可能になり、より大きく貢献ができると感じている。特定行為研修を受け、これまでの経験を通して、もっと自分ができることを広げていきたい。」という決意を述べました。

今後も、特定行為研修を切り口にして、治す医療、支える医療・予防医療などのあらゆる場面で適切に看護を提供し、安心してその人らしく暮らし続けることができる地域創りに貢献してまいります。

修了式・入講式の様子

修了式の様子

入講式の様子

相澤病院は「特定行為研修指定研修機関」として、2019年より看護師の特定行為研修を開始しました。特定行為21区分のうち、14区分の研修を実施しています。
研修修了をめざす看護師には、当院独自の修学サポートシステムで研修のサポートにあたっています。

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