こんにちは、朝晩涼しくなってきましたね。体調いかがですか?

今回のコラムは、妊娠中によくみられる症状とその対処方法についてです。外来でよくある質問について載せています。
こういうときはどうしたら良いだろう?と迷うときは、ぜひ参考にしてみてください。
全部で5回に分けて載せていきますね。

かゆみ

一番多いのが、お腹の皮膚、次いで外陰部、全身のかゆみです。「妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)」という病名があるだけに、妊婦さんによくある症状です。ご希望の方には、かゆみ止めの塗り薬を処方しています。外陰部のかゆみは腟炎(特にカンジダ)が影響することが多いので、診察して膣錠や塗り薬が処方となります。抵抗力の弱くなりやすい妊娠中は、繰り返し起こりやすいといわれています。

おりものが出る・多い・におう

カンジダのような腟炎や細菌感染による場合があります。または、破水や尿漏れと間違えることもあるのでご相談ください。

悪阻(おそ)

吐き気や嘔吐で何も食事を摂れない、飲めない等の症状です。つわりは妊娠によって起こる症状ですが、悪阻は著明な体重減少、脱水、電解質異常を伴う病気です。症状に応じての対応になりますが、症状の強い時だけ点滴に病院へ通ったり、何日か続けて点滴に通院する場合もあります。また、入院して点滴治療するなど、その人によって様々な方法があります。

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