今回、当事者が持つ真のニーズを確認し、我々医療者が提供できる合理的配慮について更なる検討を行うことを目的に視覚障がいの当事者を招いて、改正障害者差別解消法に基づく対応として院内ラウンドを行いました。

「かかりつけで尿管結石を指摘され、紹介状を持参した患者」という設定の下、抜き打ちで診察と検査の後、造影CTの説明といった一連の受診行動をチェックしていただきました。

介助や誘導方法についてや、普段病院を利用する際に困る点などの課題が挙がり、当会では今回得られた課題は、検討と改善を進めていく予定です。これからも、当事者の視点を大切にしながら、より良い医療とサービスを提供できる体制づくりを継続的に取り組んでまいります。