形成外科のご紹介
切り傷や熱傷などのけがを1日でも早く治し、生活や仕事が困らないようにしたい。傷の治療の専門科が、形成外科です。
切り傷や熱傷などのけがを
1日でも早く治し、
生活や仕事が困らないようにしたい。
傷の治療の専門科が、形成外科です。
切り傷や熱傷などのけがを
1日でも早く治し、
生活や仕事が困らないようにしたい。
傷の治療の専門科が、形成外科です。
包丁で指を切ってしまった。お湯をこぼしてやけどしてしまった。日常の中で経験するけがですが、早く治らないと生活や仕事に支障を来してしまいます。また、介護しているけど床ずれができてしまった。糖尿病で治療しているが足に傷ができてしまった。一向に良くならない。わたしたち形成外科はそのような皮膚のけがや、治りにくい潰瘍を専門で診る科です。
副院長
形成外科 統括医長
菊池 二郎
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診療科概要
形成外科は主に皮膚に関する手術を担当する外科です。救急医療に関しては、皮膚に関する外傷(けが)に対する治療(切創の縫合、擦り傷や熱傷の処置)が多くを占めます。また、良性疾患を対象とした皮膚腫瘍切除術も手術件数が多いです。糖尿病や閉塞性動脈硬化症に合併する足病変、褥瘡(とこずれ)も増加している疾患です。
主な対象疾患
- 挫創、切創(切り傷)
- 熱傷(凍傷を含む)
- 蜂窩織炎、リンパ管炎
- 皮膚の良性腫瘍(粉瘤、血管腫)
- 顔面骨骨折(鼻骨、頬骨、眼窩骨、上顎骨)
- 褥瘡・難治性潰瘍(糖尿病、血流障害)
- 乳房再建(乳がん術後)
- 爪疾患(陥入爪、巻き爪)
主な手術
- 創傷処理(縫合術)
- 皮膚、皮下腫瘍摘出術
- 鼻骨骨折整復固定術
- 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術
- 頬骨骨折観血的整復術
- 切開術
- 皮膚悪性腫瘍切除術(悪性黒色腫を除く)
主な処置・検査
- 創傷処置
- 熱傷処置
- 皮膚灌流圧測定(SPP)
- 持続陰圧吸引療法
- 高気圧酸素療法
実績
2019年度
内訳 | |
---|---|
細胞診検査 | 10,077件 |
病理検査 | 5,243件 |
術中迅速検査 | 207件 |
病理解剖 | 10件 |
解剖CPC | 5回 |
医師紹介
日本形成外科学会形成外科専門医
日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
日本創傷外科学会創傷外科専門医
日本救急医学会認定JPTECインストラクター
日本形成外科学会形成外科専門医
日本熱傷学会熱傷専門医
日本形成外科学会形成外科専門医
日本形成外科学会形成外科専門医
形成外科の特色
救命救急センターとの緊密な連携
けがはいつ起こるかわかりません。また、処置が早ければ早いほど、治療期間は短くなります。形成外科外来の受付時間以外でも、24時間365日、救命救急センターを受診してください。私たち形成外科医はオンコール(いつでも要請に対応できる)体制で待機しています。
他の診療科医師や職種とのチーム医療
糖尿病や動脈硬化に合併する足潰瘍や足壊疽に対する治療は、基礎疾患の治療や多方面から働きかけが大切です。糖尿病内科医や循環器内科医、薬剤師、リハビリセラピスト、管理栄養士、特定行為研修修了看護師などと、チームで診療いたします。
新しい治療方法
乳がん術後の乳房再建術は、組織拡張器を使用して、信州大学医学部附属病院と連携して治療をおこなっています。また、難治性潰瘍に対する持続陰圧吸引療法もおこなっています。
主な施設と設備
新生児病室、保育器、エコー
産婦人科病棟に併設された新生児専用の病室です。病室は完全空調管理ですが、必要であれば閉鎖式保育器にて入院となります。
整形外科病室の室内
病室内にトイレが存在している個室が3室あります。その他の一般病室も2床と少人数であり、スペースが十分に確保されています。
鎮静時に使用するモニターと緊急時対応の蘇生カート
分娩出生時、鎮静管理時、採血点滴確保時には、必ず蘇生カートが配備されていて、緊急時には迅速に対応ができる体制となっています。
実績
学術業績等
施設認定
- 日本形成外科学会 教育関連施設
- エキスパンダー実施施設認定証
- インプラント実施施設認定証