こんにちは。3B病棟(産婦人科)の助産師です。
赤ちゃんが産まれたら育児、そして授乳が始まりますね。授乳には母乳やミルクといった方法がありますが、当院では母乳育児を推奨しています。母乳育児はお母さんと赤ちゃんとのスキンシップだけでなく、赤ちゃんがお母さんから貴重な免疫をもらえるなど、赤ちゃんの成長にうれしいメリットがあります。
おっぱいの形や母乳の出方は人それぞれですが、産後母乳を赤ちゃんにたくさん飲んでもらうためには、妊娠中のケアも大切です。そこで、今回は妊娠中にできるケアをご紹介します。

1.乳頭マッサージ

乳頭を柔らかくして赤ちゃんがおっぱいを吸いやすいようにします。

  1. 人差し指、中指で乳首を掴んで約3秒ずつ圧力を加え、位置を変えつつ一周おこないます。
  2. つまみながら横方向・縦方向とそれぞれ揉みほぐします。

※育児冊子「めばえ」25ページにも図が載っているので参考にしてみてください。

2.乳垢の除去

妊娠中から乳房では授乳の準備が始まり、作られた母乳が乳頭の周りに垢のように付いてくることがあります。それらはベビーオイルでふやかしたり、入浴した後に取り、乳房を清潔に保っておくようにしましょう。

※これらのケアはお腹が張ることがあります。お腹が張ったらマッサージはやめましょう。
(お腹が張りやすい方は37週を迎えるまで控えるようにしましょう。)

前回のコラム記事

vol.01 頑張ったお母さんにご褒美!産後のアロママッサージ

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