こんにちは、3B病棟助産師です。

二人目の妊娠は新しい家族が増える喜びと同時に、上の子との関わりを心配する方もきっと多いのではないでしょうか。
今回は妊娠中の上の子との過ごし方についてご紹介します。

妊娠中は無理をせず安静した方がいいとはいえ、子育てしているとなかなかそうもいきません。
特に上の子がまだ小さい場合は、お母さんが妊娠したことをなかなか理解できずに抱っこをせがまれることもあるでしょう。実際に抱っこはお腹や腰に負担がかかるため、あまりおすすめはできません。座り抱っこなど、なるべくお腹や腰に負担のかからない方法でスキンシップをとってもらいたいところですが、上の子は「どうして今までと同じように抱っこしてもらえないのかな?」など?が頭の中でいっぱいになるかもしれません。

そんな時は、まず赤ちゃんが「お腹の中にいること」を上の子にきちんと伝えてみるのも一つです。
伝える方法は様々ですが、おすすめは絵本や赤ちゃんの写っている写真を活用することです。上の子と一緒に絵本を読みながら「赤ちゃんはこんな風にお腹にいるよ」「生まれた後はこんな感じでおっぱいを飲むんだよ」など、赤ちゃんのことを折に触れ知ってもらうと、上の子もイメージしやすいでしょう。

「赤ちゃんが生まれる」をテーマにした絵本もたくさんありますので、ぜひご活用してください。

まだ早いかな?年齢的にわかるかな?と考えてしまうかもしれませんが、きっと子どもなりに何か感じ取ってくれると思います。

二人目の妊娠期間は、上の子とだけ過ごせる最後の時間でもあります。
上の子が温かく赤ちゃんを迎え入れられるように、ぜひ、無理のない範囲で大事に過ごしてあげてください。

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