株式会社フィリップス・ジャパンより、フィリップス社製のCPAP装置・ASV装置の不具合に関し、米国では自主回収(リコール)、その他の国々は安全通知を発表したとの報告を受けました。なお、日本においては、現時点で厚生労働省や独立行政法人医薬機器総合機構(PMDA)からの発表はありません。

米国でのリコール内容は、装置で使用されている防音素材が劣化により細かな粒子を生じ、それを患者さんが吸引することで炎症やアレルギー反応等を引き起こす可能性があり、粒子自体にも発がん性が懸念されるとのことです。素材の劣化の原因としては、装置の経年劣化によるものや未承認の洗浄方法(オゾンを使用したクリーニング等)等が考えられています。
今回のような事象は国内ではこれまでに報告がなく、世界的な発生頻度も0.03%と非常に少ないとフィリップス社からは連絡を受けています。

当院は現在、厚生労働省や独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)からの指示を待っており、今後はそれらの指示を受けて正式な対応を進める予定です。新しい情報が入り次第、改めてホームページ等で患者さんにご報告いたします。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

2021年7月9日
相澤病院 病院長 田内 克典
相澤病院 睡眠時無呼吸治療科 吉岡 照晃