相澤病院では、より患者さんにやさしい治療を目指して、2024年4月から、大腸がんの手術にも「ダヴィンチ」の適用を開始しました。

当院では、2022年10月から「ダヴィンチ」を前立腺がんの治療に導入し、これまで、胃がん腎がん肺がんと、順次適用領域を拡大してきました。「ダヴィンチ」での手術件数は100件を超えてきています。

ダヴィンチで行った手術(2024年3月末時点)

  • 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 89件
  • 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術/腹腔鏡下尿管悪性腫瘍手術 9件
  • 腹腔鏡下胃悪性腫瘍手術(幽門側胃切除/胃全摘) 20件
ダヴィンチとは?

米国製の手術支援ロボット。胸部や腹部の小さな切開部から直接鉗子を操作するのではなく、術者はサージョンコンソールと呼ばれるコクピットに座って、視野の広い3次元立体画像を見ながら、ロボットアームで鉗子を操作します。正確な手の動きの再現やロボット特有の360度回転、手ブレ防止などにより、従来の腹腔鏡下手術の弱点を克服し、よりスムーズで繊細な操作が可能で、これまで以上に低侵襲で正確な治療の実現を目指すことができます。

※ 今後も様々な領域へと順次、拡大を計画しています。全ての患者さんの治療に適用されるわけではありません。ダヴィンチXiによる治療の適用に関しては、担当医にご相談ください。

消化管外科