今回のコラムは、妊娠中の症状とその対処方法 第2弾です。
便秘は、妊婦さんの多くが悩んでいることですね。どのくらいで便秘と言えるかは人それぞれだと思いますが、人によっては3日ごとにスッキリ出ていれば、特に問題ない方もいます。まずは、「自分のお通じの間隔はどうかな?」と気にかけてみてください。
出にくくなっていたり、不快に感じることが増えてきた感じがある場合は、相談してみましょう。

便秘(まれに下痢症状の出る方もいます)

妊娠中はホルモンの影響で腸の動きが悪くなりやすく、妊娠後期には大きくなった子宮が腸を圧迫して、さらに便秘になりやすくなります。
食事(こんにゃくやキノコ類、野菜等)や、水分で改善できそうであれば様子をみますが、妊娠中は便のコントロールができていた方が、いきむ行為を減らせるの、お薬でのコントロールをお勧めしています。
便秘になると、痔にもなりやすくなります。

痔は、妊娠中や分娩時におこりやすいです。産科でも痔の薬は処方していますが、きちんと治療まで希望される方には「肛門科」受診を勧めています。
妊娠中は、まずは便秘を予防することが大切です。妊娠中でもご自身で肛門科への受診は可能です。

前回のコラム記事

vol.07 外来でよくきかれる妊娠中の症状とその対処方法【第1弾】

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