相澤病院は、2024年4月から、「認定施設A」として日本胃癌学会に認定されました。

今回、長野県では相澤病院が唯一「認定施設A」に認定されました。
全国では相澤病院を含む143の施設が「認定施設A」に、254の施設が「認定施設B」に認定されております。

近年、胃がんの治療は大きく進歩しており、より体に優しいロボット手術や、内視鏡を使った新しい治療方法、新しい薬や免疫を使った治療が増えています。これらの治療は多くの専門医が協力して行う必要があります。

そうしたことを受け、胃がんの治療の質を保つために、2023年4月から、病院がどれだけ高いレベルの治療ができるか(専門医の数や治療の経験、研究成果など)を評価し、「認定施設A」または「認定施設B」に認定する制度が始まりました。

「認定施設A」に分類されるためには、「認定施設B」よりもさらに高い基準が求められます。例えば、内視鏡手術などの特別な技術を持つ医師、薬を使った治療の専門医、病理や細胞診断を専門とする医師などの資格を持っている必要があります。さらに、手術中にも病理や細胞の診断ができることが必須条件となっています。また、「認定施設A」は治療の件数、専門医の数、学術的な業績なども、「認定施設B」より厳しい基準が設けられています。

●長野県内の認定状況

認定施設(A) 1施設(相澤病院)
認定施設(B) 3施設
消化管外科