近年、手術は患者さんの負担軽減や術後の生活を考慮し、体に数箇所の穴を開け、そこから内視鏡カメラや鉗子を入れる創口の小さな「腹腔鏡手術」が主流になっています。当科でも副腎、腎臓、尿管、前立腺の手術は腹腔鏡手術で行うことが多くあります。

そのような中、より患者さんにやさしい治療を目指して、2022年に腹腔鏡手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を導入し、同10月より前立腺がんの治療を開始。2022年末までに12例を施行しました。

ダヴィンチとは?

米国製の手術支援ロボット。胸部や腹部の小さな切開部から直接鉗子を操作するのではなく、術者は視野の広い3次元立体画像を見ながら、ロボットアームで鉗子を操作します。正確な手の動きの再現やロボット特有の360度回転、手ブレ防止などにより、従来の鏡視下手術に比べて、スムーズで繊細な操作が可能で、これまで以上に低侵襲で確実な治療の実現を目指すことができます。

手術方法による違い(例:前立腺がん)

開腹手術 鏡視下手術 ロボット支援下手術
創口 15cmくらいと大きい 1㎝程度が5、6箇所 1㎝程度が5、6箇所
出血量*1 745ml 377ml 188ml

*1出典:Tewari A et al.Eur Urol 2012;62:1-15

導入時点では前立腺がんの手術にのみダヴィンチXiを使用していますが、今後、腎臓がんや肺がん、胃がん、大腸がんといった様々な領域へと順次、拡大を計画しています。なお、適応疾患であっても、全ての患者さんの治療に適用されるわけではありません。ダヴィンチXiによる治療の適用に関しては、担当医にご相談ください。

手術方法による違い(例:前立腺がん)

開腹手術 鏡視下手術 ロボット支援下手術
創口 15cmくらいと大きい 1㎝程度が5、6箇所 1㎝程度が5、6箇所
出血量*1 745ml 377ml 188ml

*1出典:Tewari A et al.Eur Urol 2012;62:1-15

導入時点では前立腺がんの手術にのみダヴィンチXiを使用していますが、今後、腎臓がんや肺がん、胃がん、大腸がんといった様々な領域へと順次、拡大を計画しています。なお、適応疾患であっても、全ての患者さんの治療に適用されるわけではありません。ダヴィンチXiによる治療の適用に関しては、担当医にご相談ください。

泌尿器科